クラウディアのしゃららダイアリー

アラフィフおひとりさま女が50才を機に新しいことに挑戦している日々のはなし。

予兆編 乳がん初期で発見、からの顛末記

現在

50才の誕生日を迎えると同時に乳がんが見つかってから丸3年、現在、治療継続中。おかげさまで比較的、初期だったこともあり、深刻な状況にならずに済んでいる。色々な偶然やラッキーが重なったのだが、私の体験をお伝えすることで、少しでもどなたかの参考になればと思い、これまでの経緯を書いてみることにした。

予兆

今年も恒例の健康診断に行ってきた。勤めている会社が費用負担してくれて、なぜか、私は毎年、年度末の3月に受診することにしている。終わってから、医師から当日わかる範囲での仮の検査結果をもとに説明を受ける。毎回のことだが、ちょっと緊張して、大事がなかったことにホッとする。それは、何事もないことが大前提ではあるけれど、例えば海外旅行に行った時に、空港の入国審査でパスポートを見せてジロッと見られてチェックされる時の感じに似ている。悪いことはしてないのだけどドキドキする、あの感じ。とにかく、具合が悪くないのだから、とりあえず通過儀礼としての健康診断だった、あの時までは。

  

f:id:shalala_claudia:20190221204414j:plain

それは、4年前の3月の健康診断だった。健診の基本的な項目については費用は会社負担なのだが、婦人科などのオプションは、自己負担になる。それでも40歳を過ぎた頃から意識するようになり、子宮がんや乳がんなど婦人科系の検査は、受けるようにしていた。毎年、乳がんの標準的な検査として「超音波」と「マンモグラフィ」を一年おきに受けていて、その年は「マンモグラフィ」を受けた。結果はすぐにはわからず、後日、郵送で送られてくることになっていた。当日わかる他の検査結果の内容は、特に異常なしというものだったので、ホッと一安心して帰ったのだった。

f:id:shalala_claudia:20190314161838g:plain

それから2週間ほどして忘れた頃に、正式な検査結果が郵送されてきた。何気なく封を開けて見たところ、乳腺の検査結果に「要精密検査」と書かれていた。それまで見たことのない言葉だったので、一瞬、どういうことか理解できなかった。よく読むと、そこに「右の乳房に腫瘍の疑いがあり」と書かれている。「要精密検査」「腫瘍」などとても怖い響きなので動揺してしまった。どうしよう...ここは冷静にならなくてはいけないと自分に言い聞かせる。よく考えてみると、今、自分が病気なのかどうか、悪性か良性かもわからない、腫瘍=がんとは限らない。(だから、要精密検査と言われているのだが。) わからないという状況が、不安をさらに増幅させてしまって精神的にもよくない、ということで、近くの乳せん専門のクリニックに予約したのだった。

 

jbcs.gr.jp

 

クリニックで診てもらったら問題ないということで一安心

クリニックでは「超音波検査」をした。さらに「要精密検査」と言われた右の乳房には、先生が「細胞診」をしましょう、ということで、乳房に直接、針を刺して細胞を採取して組織を調べることとなった。乳房に針を刺すなんて、ちょっと怖いが、麻酔もせず、腕に注射するのと同じように診察の延長で行う。細い針だからなのか、ほとんど痛みはなかった。「超音波検査は特に問題ありませんね。右の乳房の細胞診の方は後日、結果を聞きに来てください。」とのことだった。

  

jbcs.gr.jp

 気になっていた反対側の乳房のこと

 後日、結果を聞くため、2週間後に、再びクリニックを訪れた。すると、先生から「右の乳房の腫瘍は調べたところ良性です。悪性化することはないから、このまま経過観察ということで様子を見ましょう。半年後にまた来てください。」と言われた。やれやれ一安心だったのだが、その時に、ひとつだけ頭の隅でずっと引っかかっていたことを先生に伝えた。

「右の乳房に腫瘍があるとのことですが、実は私が気になっているのは左側です。左側の乳房の上に違和感があり、触るとブヨブヨと膨らんでいて、時々痛みがあります。」すると先生は、「乳がんは痛みはありません。乳腺症など他の女性特有の症状ということはあり得ますがそれは深刻ではないので、このまま様子を見るということでよいでしょう。」とのことだった。

 

実は、この会話が、後にとても重要だったということがわかるのだった。

そして、半年が経過した。特に体調に変わりはなかったが、念のためにと先生に言われた通り経過観察のつもりでクリニックに行ったところ、思わぬ展開になるのだった...…つづく