クラウディアのしゃららダイアリー

アラフィフおひとりさま女が50才を機に新しいことに挑戦している日々のはなし。

検査編 乳がん初期で発見、からの顛末記

50才の誕生日を迎えると同時に乳がんが見つかってから丸3年、現在、治療継続中。おかげさまで比較的、初期だったこともあり、深刻な状況にならずに済んでいる。色々な偶然やラッキーが重なったのだが、私の体験をお伝えすることで、少しでもどなたかの参考になればと思い、これまでの経緯を書いてみることにした。

 

前回、前々回と投稿したシリーズ、

告知編 乳がん初期で発見、からの顛末記」

予兆編 乳がん初期で発見、からの顛末記」

の記事を貼り付けるので、よかったら、そちらから読んでみてください。

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大学病院で本格的な検査

紹介元のクリニックでI先生に言われたのは、「クリニックでできる検査はどうしても限られているから、これ以上のことはわかりません。よかったら大学病院を紹介しますので、そちらでもっと詳しい検査を受けてさらによく調べましょう。」ということ。言われるがまま、その先生も勤務されているSB大学病院に紹介状を書いてもらい、後日、予約を入れた。

 

駅を降り立つと、商店街を突き抜けたところに巨大なSB大学病院の建物がそびえ立っている。病院というよりオフィスビルのようであまりに立派なので、ちょっと気後れしつつエスカレーターで上がり、「ブレストセンター」という名称の乳せん専門外来に向かった。入口を入ると全体的に内装や待合室のソファが淡いピンク色で、女性の患者さんを意識したやわらかい雰囲気に私も少し心なごんだ。

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大学病院だけあって、待合室はたくさんの人で座る隙間も見つけるのが大変なくらい混んでいる。空いている場所を見つけて、しばらく座って待っている。

2時間くらい経った頃だろうか。名前が呼ばれて中に入ると、クリニックで診てくださったI先生が座っていた。I先生は穏やかな笑顔で「それでは、早速、検査します。今回の検査は、『針生検』というものです。ちょっと痛いかもしれませんが、しっかり調べましょう。着替えて少し待っててくださいね。」と言った。

(「痛いの...?」)と心の中で思ったが、クリニックで「細胞診」を経験しているので、音の響きは似ているから、大丈夫そうだと勝手に思っていた。

jbcs.gr.jp

  針生検は痛かった💦

検査着に着替えて、また、しばらく待っていると、名前が呼ばれて処置室に入った。2人の看護師さんとI先生ではない別の先生が、私が寝ている診察台の周りでセッティングしている。まず、局所麻酔をしてから、「それでは『針生検』していきますね。」と検査が始まった。

私は寝た体勢だから、直接、見ることはできないので、先生や看護師さんがこまめに声をかけてくれる。「これから針を入れていきますね。」「大丈夫ですか。」など。左の乳房に針を刺すのがわかった。モニターを見ながら、先生が患部に針を進めていく。

そして、中でグリグリと動かすのだが、いやー、これが痛かった💦

たぶん、組織を採取するためだとは思うが、麻酔をしていてもかなり痛い。思わず、「イッターーイ!」と言って、のけぞってしまった。看護師さんは「ゴメンなさいね。痛いですよね。」と言って、私の背中を抑えながら「もう少しで終わりますから、がんばってくださいね。」と励ましてくれた。

 

 

右胸の良性の腫瘍のおかげで左胸の乳がんが見つかった

なんとか針生検を終えて、再び、診察室へ。I先生が待っていて、「検査の結果は後日、聞きに来てください。その結果で治療の方針を考えていきましょう。」とのことだった。

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その時に、私はI先生にこの間から訊いてみたかったことを質問した。「右側に腫瘍があったけれど良性だとわかった。でも、私が気になっているのは左側の乳房の違和感と痛みだったのですが、マンモグラフィでも超音波でも特に問題ないとずっと言われていました。それなのに先生は、調べてみましょう、と調べてくれて、そのおかげで乳がんが見つかりました。あの時どうして調べようと思ったのですか。」と。

I先生は「私は人よりちょっと用心深いんですよ。」とおっしゃって、「結果的には、右胸の良性の腫瘍が、クラウディアさんの左側の乳がんが見つかるきっかけになっている。右胸の腫瘍が教えてくれたんですね。」と。

これが私の偶然とラッキーの一つだった。

確かに右胸の腫瘍が良性とはいえ、経過観察しましょうと言われて、半年後にクリニックに行ったら、I先生に出会えて、左胸も調べてもらい、そしたら乳がんが見つかったのだ。右胸に腫瘍がなければ、また、1年後に健康診断でマンモグラフィとか超音波をやっていて、そうしたら見つかっていなかったかもしれないし、もっと進行していたかもしれない、と思うとちょっと怖い。

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それと、もう一つ、I先生に質問した。「ガンには痛みはないと言われたのですが、ずっと左胸の患部が痛かったのですがどういうことなんでしょうか。」と。

I先生は「ガンそのものには痛みはありません。ですが、ガンのしこりが乳腺の中で引っかかって痛みが生じる、ということはあるかもしれません」と。

なるほど、そうだとすると、私がずっと気になっていて、「左胸に違和感があって痛い」と何度も訴えてきたことも、功を奏したことになる。何でもないと言われても、自分自身で違和感があるんだったら、それを訴え続けるのは大事だと私は声を大にして言いたい。なんでもないのだったら、それに越したことはないのだ。でも、自分の体から発せられたサインを感じ取れるのは自分だけだから。

 

偶然やラッキーをただ待つのでなく、自分の力で引き寄せるって、こういうことだと思った...つづく。